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有効成分フィナステリドがAGAに効く仕組み

鏡を見て髪を気にする男性

AGA治療薬で高い効果が認められている有効成分フィナステリドは2型の5αリダクターゼの働きを阻害する作用があります。
男性ホルモンはこの酵素と結合してジヒドロテストステロンに変換されますが、これは毛の成長を妨げ、抜け毛を促す信号を出します。
そのため、フィナステリドでジヒドロテストステロンの生成が抑えられることで髪が抜けなくなる、という仕組みです。

5αリダクターゼには1型も存在し、こちらもジヒドロテストステロンを生成する作用がありますが、2型の方が生成量が多く、特に前頭部と頭頂部、前立腺に多く存在します。
1型に対処しなくても良いものではありませんが、フィナステリドで2型の働きを阻害するだけでも髪が抜けることを防ぐのに高い効果が得られます。

フィナステリドを服用してから数週間が経過すると、初期脱毛と呼ばれる症状が出ることが多いです。
タイミングや継続期間は個人差があり、長い人では3か月程度も続くことがありますが、これは副作用ではなく改善効果が出ている証拠であるため、利用を中止しないように注意しましょう。

初期脱毛はフィナステリドを服用したことで毛周期が正常化され、異常のなくなった毛が生えている古い毛を押し出すことで発生する症状です。
一時的なものなので基本的に心配はありません。
ただし、実際には初期脱毛ではなく他の育毛剤などの副作用で抜けている場合もあります。
頭皮に異常が出ている場合は医師に相談が必要です。

フィナステリドを服用すると体毛が濃くなる、という噂がありますが、これは他のAGA治療薬を併用した影響と考えられます。
フィナステリドで生成が抑えられるジヒドロテストステロンは髪以外の体毛を濃くする作用があります。
そのため、薄くなることはあっても濃くなるものではありません。
しかし、ミノキシジルを内服薬で使っている場合には全身で多毛が発生する副作用があるため、併用したときに誤解されることがあります。

フィナステリド配合の治療薬で有名なのはプロペシアですが、ジェネリック医薬品があるので、お得に購入することができます。
フィンペシアは通販すると安く買えるので、AGAに悩んでいる人はジェネリック医薬品で治療費を節約するのを推奨します。

副作用はあるの?フィナステリド服用上の注意点

フィナステリドは副作用もあるため、服用する際には注意が必要です。
発生すると考えられているものに勃起不全や性欲減退、うつや精子量の減少などがあります。
この成分を含んでいるAGA治療薬で用いられるプロペシアの場合、臨床試験では偽薬との副作用の発生率に大きな違いは見られませんでした。
しかし、前立腺肥大症の治療薬の場合には発生率が高くなる結果があります。

この2つの治療薬の違いはフィナステリドの含有量であり、AGAの治療で使う場合は1日の上限は1mg、前立腺肥大症の場合には5倍の5mgが含まれています。
このことから多量に摂取すると副作用が起きる危険性が上昇すると考えられるため、用法用量を守って使いましょう。

肝機能障害が発生するという指摘もありますが、これは内服薬を使った場合に起きる可能性があるものでフィナステリドの固有の問題ではありません。
薬を服用すると肝臓で代謝するので負担がかかります。
健康な人には大きな影響にはなりませんが、元々肝臓に負担のある生活習慣の人や他の治療薬を服用している人が使った場合、肝機能障害になることが考えられます。

家族と同居している場合には取り扱いに注意が必要です。
1日に1mgは成人男性の上限であり、女性や未成年の子供には処方されない薬です。
また、服用していなくても皮膚から吸収される特性を持っています。
妊婦が吸収した場合、それが胎児に届いて奇形になる恐れがあるとされ、触れることも禁忌とされている成分です。
男性が服用しても影響を与えるほどの量は精子に含まれませんが、誤って薬に触ってしまうことが考えられるため、子作りをするときはフィナステリドの服用を一時中止した方が良いです。